国産オートバイの人気

国産オートバイで近年人気が高まっている125ccクラス。さまざまなメリットがありますが、経済的に負担が少なく、カスタマイズも楽しめるといった点が大きな魅力といえるでしょう。日本国内では251cc以上のオートバイは車検を受けなければならず、自動車も持っている人は二重苦となってしまいます。ですが、125ccクラスの車両は車検を受ける必要がないため、維持費も安くて住むのです。

また、燃費もよいため、通勤や通学の足としても利用されています。また、車両保険も自動車保険のオプションで加入できるケースが多く、経済的です。それだけではありません。都心部ではオートバイを駐輪する駐輪場も限られてきます。125cc以下の車両ですと駐輪可能な駐輪場が多いため、出先でも駐輪場に困ることはありません。

そして、50ccクラスの車両に比べてパワーがあり、カスタマイズも楽しむことができる、というのも国産車両の人気の秘訣といえるでしょう。オートバイはとても嗜好性が高く、趣味の分野として扱われることが多々あります。インターネット上でもカスタムパーツが多数販売されており、ユーザーも自分自身で車両に手を加えてカスタマイズを楽しみたいという方が多く、そういった方からも支持されています。

国産オートバイのブーム

国産オートバイは高性能が魅力であり、1980年代は大ブームとなっていました。それからバイクの販売台数は徐々に下降していきましたが、その理由としてネットの普及を筆頭とする趣味の多様化が関係しています。お金の使い道が大きく増えたことで、国産オートバイブームは下降していきました。また不況の影響もあって、自家用の乗り物はクルマだけという方も増えてきたのです。

しかし最近は再び国産のオートバイの人気が徐々に高まりつつあります。特に人気なのは車検義務のない250ccであり、燃費もよいことから人気が再燃しています。クルマより圧倒的に燃費がよいですし、保管スペースが狭くても所有できる点が大きいでしょう。クルマとバイクを所有していると維持費が大変と思うかもしれませんが、通勤にバイクを使用すれば燃費の節約になりますから、実際には維持費はあまり変わりません。

最近のオートバイは一昔前よりも燃費が向上しているので、維持しやすくなっています。乗り味もマイルドになって癖がなく、20年ぶりにバイクに乗ったら乗りやすくて驚いたという声は多いです。同排気量のマシンでも、一昔前とは格段に乗りやすく高性能になっています。燃費がよくて車検のない250ccはバイク初心者にも最適でしょう。